聖徳太子開山の祈願寺     

真言宗 豊山派 二十三夜寺

月輪石

摩訶不思議な石は現存し、庫裡に安置されています





【寺宝・月輪石にまつわる実話】

   平成25年1月21日の出来事です。
   当山の檀家様が来寺され、平成25年2月の追善供養の式場を見ていただいておりました。
   その時、当山の寺宝でもある『月輪石』のお逗子の扉が開いていたため、午後7時30分頃閉めました。
   『月輪石』(当山の井戸に落下した隕石と伝う)は、古来より雨乞いの儀式(雨乞い祈願)の際に
   逗子の扉を開いて祈願する霊験あらたかな石と伝えられております。
   関東地方に於いては平成25年1月14日、今シーズン最大の大雪(秩父の積雪は約25cm)に見舞われ
   1週間ほど経ち、やっと境内や駐車場・参道の除雪が終了したばかりでした。
   当山では平成25年1月27日(日)に初護摩の縁日を控えておった矢先の1月21日、秩父地方の
   天気予報は午後10時〜翌朝9時まで雪だったために、頭を悩ませておりました。
   そこで、『月輪石』の御宝前で「降雪伏せ」の祈願を厳修させていただきましたところ、雪はおろか
   小雨さえも降らない天候に落ち着くという、不思議な体験をいたしました。
   『月輪石』の霊験高き御利益を目の当たりにした出来事でした。

   平成25年10月27日の出来事です。
   気象庁の予報によると、大型台風27号は各地に大雨を降らせ、10月27日(旧暦9月23日)に関東接近、
   あるいは上陸と報道されており、天候も28日までぐずつき模様と言われ、当山のお籠りも台風の影響で
   『二十三夜の月』が拝観できないのか心配しておりました。
   ところが、雨も26日午後にはすっかり上がり、台風一過の後は晴天が続くとの天気予報が出されました。
   しかし27日は束の間の晴天だったのです。午後11時50分頃に東の山影から『二十三夜』の月が昇り、
   参拝の皆々様の拍手と歓声の中、昇月の歓びを全員で感じました。翌28日は午後には曇りはじめ、
   29日は再び雨に見舞われ、天気予報とは相異なってしまったのです。 そこで思い当たるのは、27日の
   午後9時からの『二十三夜の護摩祈願』後、参拝の皆様から『月輪石』を拝観したい要望があり、ほんの
   数分間だけ『月輪石』収納厨子の扉を開けたのです。何とも不可思議な出来事でした。