養蚕講・安産講
願いを込めた古くからの講が現在でも継承されております
春の縁日(5月中の日曜日)の午前には「養蚕講」「安産講」を対象にした祈願を行います。
秩父地方は古くから養蚕が盛んな土地でした。蚕の食として桑の木を育て、繭から生産される生糸を
原材料とした絹織物は、秩父地方の基幹産業でもありました。
時代の変化とともに「機(はた)を織る」音が聞こえなくなっきた現在でも、養蚕へ想いは続きます。
安産を願う心は昔も今も変わりません。現在でも主に近隣の女性を中心とした安産講が続いています。
このような信仰をされている方々にお参りいただき、祈願をしております。